詩が200編できました
ありがとう♡
この春から毎日投稿して
とうとう200回目が来て
200編の詩ができました
ありがとう♡
「詩が沢山生まれますように!」
願った通りになりました
これもfc2様と
読んで下さった皆様のお蔭です
心から感謝致します
ありがとうございました♡
体と足は工事現場の黒と黄色で
腹回りは赤い帯の赤信号の蜘蛛に
立ち止まったら
目の前に蜘蛛の巣があった
電線から糸が下がり
木と木の間に大きな巣があった
獲物が沢山引っかかり
糸でぐるぐる巻の荷物もあった
子蜘蛛が一匹いた
親蜘蛛はわが子の為に巣と食料を用意し
体を張り足を踏ん張り頑張っていた
落ち葉を踏んで歩いていたら
かさかさと
太古の森に帰って行った
かさかさと
乾いた落ち葉が鳴り響き
かさかさと
わたしは森のけものになり
尻尾をふりふり
ハピーになった
聴きに行った講演会で
偉い人の言葉が胸に刺さった
「自分の身の丈を知りなさい!」
めちゃお金がかかって
身の丈に合わないから
油絵をやめた
野菜を作り始めたら
ねぎを買うことがなくなった
にらを買うこともなくなった
自分の身の丈にあったら
めちゃハピーになった
桜にとっていらない葉は
一枚もない
「どの一枚も大切な一枚よ」と
一枚一枚
静かに下へ散らして行く
一枚一枚
重なりながら土へ帰って行く
一枚一枚
道にも散って行くけれど
ゴミになって行くけれど
春には又花が咲く
赤とんぼが飛んでいた
一匹だけ飛んでいた
秋の風に押し流されていた
後へ後ろへ下がっていた
Uターンもホバリングも
上昇も下降も
チャレンジする元気がもうないの?
外はそんなにもう寒いの?
か細い身にはこたえるの?
一日中降る大雨
ものすごい大雨
仕方がない大雨
この雨が止むまで
待つしかない大雨
母も昔困っていた
繕い物をしていた
わたしはそばで
絵を描いていた
いろいろなお尻がある
野菜のお尻はかぼちゃがいい
いつも"でん”としていてとても安心する
果物のお尻は桃がいい
丸くてすべすべしていて可愛くてきゅんとする
犬のお尻より猫の方がいい
親しみが湧いてくる
赤ちゃんのお尻もいい
丸くてつるつるしていて思わず撫でたくなる
やはりお尻は桃がいい
甘くて美味しい!
蛙を狙う蛇に「やめて!」と言えない
ストーカーに「ストーカーやめて!」と言えない
気が弱いから逃げるしかない
どこまでも付けて来るけど仕方ない
「何とかなる」と思うしかない
ストーカーはストーカー、蛇は蛇、私は私
人生悪いことばかりじゃない
桜並木の道を歩いていた
通り過ぎる間
葉が一枚も落ちて来なかった
道には赤茶の葉が沢山落ちていたけれど
桜の葉はいつ落ちるのだろうか?
雨と共に落ちて行くのだろうか?
風と共に散って行くのだろうか?
それとも誰も見ていないすきに
そっと散って行くのだろうか?